6月の名古屋市民間保育所の自主点検アンケートから…
1/24(土)愛知労働局の方を講師に、71人の参加者で、労働関係法と私たちの働き方を照らし合わせながら学びました。愛知労働局が6月に実施した名古屋市民間保育所への労働実態アンケート調査の結果をもとに、10月末、理事・施設長対象に行った「労働関係法に係わる説明」と同じ内容で話していただきました。
愛知労働局は、2014年6月に、名古屋市の民間保育所を対象に、一般労働条件自主点検表アンケート調査を行いました。
245保育所中、183ヶ所が回答。74.69%とかなりよい回収率でした。
自発的残業であっても、管理者が確認したものは労働時間としていますか?の問いに、129ヶ所が、
また、休憩中に園児対応を行うことがある場合、その時間を休憩時間ではなく労働時間としていますかという問いに、122ヶ所が、
「はい」と答えていることに対しては、労働者として「ホントかな?」と思ったのが正直なところではありますが…。「自主回答なので…」ということです。
点検から第一歩と言うところで評価して次に進みます。
労働時間の適正把握から始めよう
まずは、実態(事実)をきちんと捉えること。
「今までこうだったから」「うちはこうだから」は通用しない。させない。
自分たちが変えていく意識を持つことも重要!
自覚的労働者になろう
労働時間として認識もって、職場での実態改善に取り組みましょう。
「福祉は権利」今取り組んでいる「人材確保の為の処遇改善の署名」をしっかり集め、国・自治体に責任ある人員配置・補助をもとめ、これからの労働者の為にも職場での法令遵守を追求しましょう。
これからの福祉保育労働者が、「この仕事では働き続けられないな…」と思うのではなく、「この仕事を選びたい!」と思える職場作りをして行きましょう。
感想から…
・本当は「労働」なのに、職場風土で「奉仕」になっていることがあると思います。事務時間必要。
・これから福祉保育職に就きたいと思う人が、労働条件のことで諦めてしまうのは恐い。小学生のなりたい職業、あこがれの職業でありたいなと思う。
・上限が決まっている残業手当は、違法なのですね。
・生き生きと元気に働ける職場作りは、自分のためにも職場が良くなっていくためにも大切と実感した。ワークライフバランス大事、自分の働き方に自覚的になること大事、と思った。