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【07.12.14】福祉の魅力再発見!~私のレポート~

笑顔が素敵!!

 保育園に就職できてはや8年になります。毎日子どもたちに囲まれて幸せな日々です。この仕事につくことができて一番幸せなのが子どもたちの屈託のない笑顔に毎日出会えることです。笑顔からどれだけのパワーをもらえるかははかりしれません!!そんな子どもにケガをさせてしまったあの時は本当に辛かったです。治療中の苦しそうな顔。本当に申し訳ないことをしたという思いとできることならばかわりたいという思いで苦しかったです。だけど今日もその子は私に笑顔をくれます。涙が出るくらい嬉しいです。
 保育の仕事は、体力的・精神的にもキツイこともあります。しかし、私たちの仕事は人と人の心が繋がる仕事。時間やお金では手に入れられない『幸せ』を受けることができます。今日も子どもたちの笑顔に囲まれて(泣き顔もあるけれど)幸せに働いています。

 

福祉労働者の健康破壊が増えています

 かつて保育制度が不十分だった1960後半から1970年代にかけて、保育士の健康破壊が全国的に問題になった時期がありました。全国で職業病認定闘争が取り組まれ、その結果、健康管理対策だけでなく、職員配置基準の改善などの制度改善も実現していきました。
 しかし、近年のあいつぐ規制緩和によって、保育時間の超長時間化や入所定員の弾力化、配置基準の緩和・見直しによる非正規職員の急増など、現場実態は急速に忙しく、過重・過密になっています。保育士は複雑になった保育の課題に対し、後退した保育条件のもとで身も心もクタクタになって働いています。
 これは、保育所だけではありません。介護施設も障害者施設も制度の改悪や規制緩和によって、職員はクタクタです。
 福祉の仕事は、子どもや障害児・者、お年寄りとのあいだで行われるコミュニケーションを通じで働きかけ(仕事)をします。会話(言葉)だけでなく、表情の変化やふれあいなど様々な小丹生にケーションの方法で働きかけを行います。コミュニケーションは双方向性を持っていることが特徴です。福祉労働者は利用者への「問いかけ役」と「受けて役」を瞬時に入れ替えながら働いており、精神的にも負担の大きい労働です。
 少ない人手、過重・過密な労働のなか、福祉の現場では今、メンタルの病気が急増しており、大きな問題となっています。
 私たちは、福祉・保育労働者が健康でいきいきと働き続けられるように、休憩・休暇時間の確保や病休保障などの健康管理対策の制度拡充をもとめると同時に、職員配置基準の見直しや総労働時間の短縮など労働条件の改善も求め取り組んでいます。

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