いけずみワークショップ!
レジュメなし!資料なし!で、まずは2グループに別れ討論。お題は「今、社会で世界で、起こっている問題で『解決したい』と思うもの5つ上げよ」でした。
グループのメンバーと好きに進め、社会的なことから、身近なことからあげながら、且つそれについての意見交流などもしながら討議しました。
・格差と貧困
・ガソリンの値上げ
・中国での農薬・公害・農村地の貧困などの問題
・職場のこと
・税金の無駄遣い
・高齢者の医療保険
・政官財の癒着
・食の安全
・あらゆる暴力
などなど、5つどころかどんどん出ました。
生き方が違ってくる!
次のお題は「現実的に解決できると思うか?」でした。
「解決できるんだろうけど…時間はかかるかなぁ」「誰もが皆思わないと駄目だよね…」「でも、天災じゃなくて人がしたことは、人が変えられるはず」と悩みに悩んでいたら、「決めて下さい、決断して下さい。これが大事なんです。」と池住さん。
そして悩んだ私たちに、「(解決できると)思うか思わないかで、自分の取り組み方・係り方が違ってきます。自分の社会での『生き方』が違ってくるんです。」と、その様子を演じてくれました。
感想でも、「“内心の自由”、心の中でどう思うかによって取り組み方が大きく変わってくる、というのは本当にそのとおりだと思いました。まず色々な問題に対して『解決できる』と信じて生きたいです・・・」というようなものが多かったです。
“内心の自由”が出たところで話しは憲法へ
「憲法は政府に対する私たちの○○○!」です。
○○○には居る言葉は何でしょう??
それは『命令書』です。憲法は国民が政府に命令している文書なのです。
現行憲法は明治憲法でみとめられていなかった“内心の自由”を認めた素晴らしいものです。戦争が嫌だ思うこと、社会は変えられると思うこと、それは誰(政府)にも否定されません。強制も受けません。
そして社会を変えていくのは私たち。私たちが主人公です。
憲法には私たちが主人公であることが2ヶ所に書かれています。
前文と第1条です。(確かめてみて下さいね!)
そして池住さんは、最後に私たちへの贈り物として「The Gift of Time」という本を紹介してくれました。私たちはこの地球上から核兵器を無くすことができる。だって100年前の奴隷制は今なくせたではないか」という内容だそうです。