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【07.11.28】連続労働組合講座

そもそも賃金って何?から始まって・・・

 「賃金は労働に対してではなく、労働力に対して支払われる」つまり、働いたから払うのではなく、働いてもらうために払う。というのです。なるほど!
 「だから25日払いって本当はおかしいんだよ」とも。公務員はそれを闘って、月半
ばの15日支給になったのですって。皆さん知ってましたか??

 賃金は誰が決めているのか・・・?といいますと、「労使対等平等の立場で決めるのが法的位置づけです」と吉田先生。だから要求していくことは大切です。
 ではそもそも賃金とは何なのか・・・といいますと、「賃金は労働力を生産する必要で決まる。」⇒「労働力の生産費は生活費。」⇒「生活費は明日の元気(疲労回復や活力を生み出せるくらいの・・・)・次世代の育成(子どもの教育費も出せなくては、ね)」
 「福祉保育労働における賃金って、『この職場で生き生きと働き続けられるためにはどのくらいの賃金が必要か』ってことじゃないですか」といわれました。

 

賃金・労働条件は自らで要求してこそ

「『最低でも時給1000円を』というけれど、実は、時給1000円で週40h、年52週働いたとして、2080000円。祝日と年末年始分を引けば、時給1000円で一生懸命働いても、年収200万円以下のワーキングプアなんですよ。自立できる賃金じゃないのは非正規雇用の個人のせいでしょうか?!」と先生。

 また、「賃金ばかりでなく働きやすさを求めて、様々な福利厚生が充実することも大切」なことを話してくださいました。大企業の福利厚生を聞いて皆ビックリ!「職員会議のお茶だって要求になるよ」には目からウロコというか・・・。

 職場の中には様々な雇用形態の職員がいます。一人ひとりの要求を大切に、分会で討議していきましょう。08春闘アンケートを活用して未組織職員とも対話しましょう。
 08春闘に向かってスタート準備を!

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