子どもから学んで
私は、0・1歳児の担任をしている1年目の保育士です。
保育士として働き始めて、私はいつも子どもの笑顔から元気をもらっています。自分の好きな遊びをして楽しんでいるとき、新しい保育士にも少しずつ慣れてきて笑いかけてくれたとき、友達と楽しさを共感いるときなど、様々な場面でです。そのようなとき、私は、こんなに子どものうれしそうな顔をみれる職業につけて、幸せだなと思っています。
また、反対に、子どもが自分の思いを出して泣いているときなど、まだまだその子の気持ちを分かってあげられることがあまりないので、もっと分かっていきたいと思っています。
保育をしているなかで、子どもの気持ちを考えることが多く、私は、子どもから、何か、人との関わり方について学んだ気がします。そして、これからも、子どもから学び、感じていくことがたくさんあると思いますが、そのことを自分の力にして、人として成長していきたいと思っています。
子どもたち、いつもありがとうございます!
保育制度があぶない
現在、様々な政府の諮問機関で保育制度の「見直し」論議がされています。
規制改革推進会議では、民間企業が参入しやすくなるように、保育料の自由設定、直接契約・直接補助方式の導入や、准保育士資格制度の創設などを求めています。
地方分権改革推進委員会では、国の基準を緩和し、自治体の裁量範囲を広げるよう求めています。また、「保育に欠ける」要件の見直しも求めています。
その他にも、子どもと家庭を応援する重点戦楽会議「基本戦略分科会」や、保育所保育指針改定に関する検討会など、様々な会議で基準の引き下げが検討されています。
これらは、「いかに安上がりの保育にするか」「保育で金もうけするか」の視点でのみ検討されており、子どもの権利保護の視点はまったく抜け落ちています。厚生労働省はこれらの提言に慎重な姿勢を取っていますが、国の方針として決定(閣議決定)されれば、いつまでも抵抗できません。
私たちは「保育の質」に大きな影響をおよぼすこれらの規制緩和に反対し、厚生労働省交渉や各諮問機関委員へ要請行動などに取り組んでいます。