北海道労働局の監督指導
1月27日、厚生労働省の北海道労働局は、道内220ヶ所の保育所に、労働基準監督署が立ち入り調査をした結果をまとめました。
220ヶ所中、82%にあたる、181ヶ所の保育所に法令違反があった事実が発表されました。
こちら
NHKニュースで取り上げられ
この調査結果は地元北海道ニュースだけでなく、全国放送のNHKニュースウオッチ)でも取り上げられました。
取材は全国福祉保育労働組合中央本部が対応しています。
北海道新聞の社説にも取り上げられました
北海道新聞は、1月30日付けの社説で「保育士の待遇 職責に見合った改善を」と抜本的な待遇改善を国に求めました。
社説
また、2月2日付け紙面でも報じています。紙面はこちら
そうです。国の制度が「福祉は権利」として実現できるものにしなければいけません。
そこで働く者の頑張りや努力だけではもう限界です。
福祉・保育は「権利」であって、施しでもなければボランティアでもありません。
保護者の方も不安です。
学習し「福祉は権利」の運動を更に進めよう
東海地本では、2月4日の執行委員会で【情勢ミニ学習】として、このニュースのDVDを観て、北海道労働局の監督指導結果資料や北海道新聞の社説、東海地本の職場「法令遵守違反」実態一覧表を使って意見交流しました。
「今回は保育所のことが取り上げられているけれど、障害・介護はもっと深刻」という発言もありました。
私たち福祉保育労働者こそが世論へ発信し、そして福祉職場のあり方・働き方、国の制度のあり方を、真に「権利としての社会福祉」を実践できるものに変えていかなければいけない問題です。