いっぱい悩み出し合って…(若者)
若者は、自分たちの悩める状況を相談したい、と先輩にお手紙を出しました。
いっぱい悩み出しあって…(中堅)
中堅の先輩達は「私たちもそんな風に悩んでいたよね」と語り合いながら、どう乗り越えてきたっけ…と話してくれました。
そして、子育てしながら働く今の自分たちの大変さも…。
運動会前の準備でなかなか帰れない…一コマ→
そんな悩みにベテランが温かく…。
そんな若者中堅のしんどさを聞いて、ベテラン代表ほしざき分会の石橋さんからお話して頂きました。
「仕事の責任にきちっと向き合うことで、働きつづけるための自分の要求が出てきた。それを分会がみんなの要求として「要求書」にしてだしてくれて本当に嬉しかった。1回では勝ち取れなかったけど、2年目で要求は通り、自分でおかしいな、矛盾だなと感じたことは声に出して言えば、こうやって改善される道がある。それが組合、と思いました。」
「若いんだからわからなくて当たり前!!こんなこと聞いたら自分はわからなくて駄目なんて思わないで、納得するまで先輩や職場の人に聞いて良いの!
若者だけでなく、中堅も自分達ベテランも、今の自分の大変さを恥ずかしがらず「発信」することが大事!そこから改善の方法を探していけるんだから!自己責任じゃないよ!自分の感性(おかしいな?これなんで?等々)を信じて大切にして下さい。」
ベテランだって悩みはある!
会場から「今、ベテランとしての悩みは何ですか?」と質問されると…
「体力かなぁ…。あのね、本当にしんどいの。週に夜の会議がつまると、『ごめん』って言うよ」と率直に話してくれました。
それを聞いた若手がつぶやきました。
「なんだ、うちのベテランも『若いんだから行っておいで』ってばかりいって、嫌だなぁと思っていたけど、身体がしんどかったのかなぁ。疲れてるから行ってきてって言ってくれれば良かったのに。そしたら「うん、頑張るよ」って思えたのに」と。
みんな、強がらず、正直に自分がしんどいって言い合えた方が、思いやってカバーし合えますね。
権利学習
そして、寸劇やペープサート、紙芝居で、労働基準法の「休日や休憩」や「超勤」にかかわる条文をおさえ、「労働安全衛生法」も学びました。
実際に「ストレスチェック」や「ストレッチ」も行い、自分自身を見つめ、健康で働き続けることが、子どもや利用者さんへの権利保障の実践を高めることにつながること。そのためにも最低でも法律を守った働き方を労使共に努力しなければならないことなど、しっかり納得できました。
電話相談
「もしもし、…これって法律違反じゃないんですか??」
グループ交流では…
8つのグループに分かれ、自分や職場のことなど交流し合いました。
「組合って、仲間がいるところ」
「初就職で、自分の職場の働き方が当たり前と思っていたけれど、組合に来て、他の職場も知って、違うんだ、おかしいかもしれない。おかしいところは聞いて良いってこともわかった。」
「学べる!今日も学べた!」
「賢い労働者になって社会全体の働き方を変えよう!」等々…。
手応えいっぱいの労働組合講座でした。
ストレッチ
顔のストレッチ!もしました。