参加者は140人!
唐鎌先生 やさしく不思議なムード(?)が漂っています
開校講演の講師は「唐鎌直義」先生。この春に行われた「福祉のひろば読者会」が好評で「もっと詳しく聞きたい!」「もっと多くの人にも聞いてほしい」という組合員のリクエストが実現しました。
今の日本の「貧困な」社会福祉政策を欧州諸国との対比で分かりやすく説明してくださいました。
「福祉とは救貧的なものではなく、誰もが当たり前に使えるようにしないと意味がない。」という言葉に「権利としての社会福祉」を求める私たちの運動に、改めて確信が持てました。
唐鎌先生のはにかむような笑いに包まれながら、ゆったりと、しかし、じっくりと学びができました。
しゃべる!学ぶ!分科会
じゃんけん列車で緊張もとれて、話が弾みます
6つに分かれて行う分科会は多種多様。
青年や新入組合員さんが中心になった分科会では、パネルトークで本音を出し合うだけじゃなくて、じゃんけん列車で楽しんだり、福祉保育労福岡地本お手製の「組合かるた」で楽しみながら、学びました。
他にも「分会活動をどうしてる?」「プライベートと仕事と活動、みんなどうやってバランス取ってる?」といった悩みをみんなで出し合い、「あっ それいいかも!」とちょっとヒントを持ち帰って元気になれる、気付きや学びがありました。
悩みや疑問など、話し合うことで理解が深まり、解決策も見えてきます
夜ももちろん 大盛り上がり!
今夜はみんな「ワイルドだぜ~」
会場が狭く感じるほど、多くの参加者で埋め尽くされた夕食交流会。ワイルドな司会者が初めに盛り上げて、そのテンションのまま、みんなで食べる・飲む・話す・踊ると大いに盛り上がりました。
毎年恒例となった各支部からの出し物。今年は静岡地本の仲間が手遊びを教えてくれたり、三重のぐみの木の仲間が「エビカニックス」を披露したりと、みんな笑顔で一緒になってやっていました。
料理も飲み物も余るくらいたくさんあって、おなかも大満足でした。
そして、夜はまだまだこれから。
続きはこちらも恒例となった駐車場屋上での花火大会。飲み足りない、語り足りないみんなが集まって、屋上のあちこちで輪になって、交流を深めていました。
仮面○イダーではありません 「エビカニックス」を踊ってるところです
組合学校で元気になって、また明日からがんばろう!
「小学校の時のやさしい先生」のイメージそのままの土佐先生
閉校講演は長く教壇に立ち、労働組合の委員長も務められた「土佐いく子」先生。開始から手品を披露して、参加者の心をほぐしつつ、がっちりとつかんでいました。
「子どもの心の声を聴く」。「聴く」とはこの字が示す通り、目で耳で、心寄せて十分に聞くことです… 先生の語り口調は耳に優しく、スルッと心の奥に入り込むようです。
冗談やご自身の経験を交えながら、軽やかに、しかし「人を見る視点」や「誰もが働きやすい職場づくりの視点」など鋭く本質を突くお話に、参加者は真剣な表情で聞き入っていました。
大いに笑い、時に涙し、そして深く考えさせられる講演でした。
組合学校全体を通して、みんなが「よし明日からもがんばろう!」と元気がでる内容になりました。