16日 建交労保育パート支部のスト支援
16日、名古屋市公立保育園のパート保育士の人員・賃金削減を打ち出した名古屋市に対し、
建交労保育パート支部は「子ども達の保育を守れ!」「パート労働者の生活を守れ!」と
抗議のストライキを決行しました。
子ども達を愛し、保育という仕事に専門性と誇りを持つ、保育労働者が、
自分の賃金カットを覚悟(*ストライキは有給で行くのではないので賃金カットもあり得ます)しての、まさに「労働者の誇り」をかけての抗議です。
子どもの保育は抜け穴にするわけにはいかないので、8名を指名しての時限ストです。保育園の保育士集団で「子どもにしわ寄せは許さない!」意思統一をしてのスト送り出しです。
そこまで決断してのスト決行は、
財政難を理由に、弱い立場の労働者を切り捨てていくという名古屋市のやり方が許せないから。
何よりも、保育体制にしわ寄せは許せないという、子どもの保育を守りたい気持ちから。
福祉保育労東海地本でも、公立と民間保育園とで同じ質の保育を保障する「公私間格差是正制度」が削減される様なことがあったら…と、自分たちもスト権行使について学習や討議をしてきました。
ですから、今回の建交労保育パート支部の皆さんの決断が並々ならぬ決意であったことがよく理解できます。
同じ労働者として心からの敬意を表し、全面支援で駆け付けました。
急なお知らせにもかかわらず、早朝宣伝や昼休み集会に現場から駆け付けてくれた組合員の皆さん、お疲れ様でした。
送り出してくれた分会の皆さん、その支援が公立保育園のパート労働者の皆さんを励ましました。有難うございました。