全国の福保労で縦断キャンペーン!
介護を中心とする福祉人材確保は深刻な課題であり、その解決のため職員の処遇改善を求めてこれまで様々な介護関係の団体が運動してきました。
運動の中で労働者・経営者・利用者との共同が大きく広がり世論も高まる中、07年8月には「新福祉人材確保指針」が、08年5月には「人材確保法」を成立させることがで、生活対策でも「介護報酬の3%引き上げ、介護労働者賃金の2万円の賃上げ」が盛り込まれました。
しかし3%引き上げで不足なことは言うまでもなく、また、介護給付費分科会の出した報酬改定では問題が多く、介護労働者の処遇改善にはつながらない内容です。
私たち福祉保育労を含め、多くの介護関係団体がそのことを指摘しています。
この度、私たち福祉労働組合は、「福祉人材確保対策問題の解決を!列島縦断キャンペーン」として、共同できる団体に呼びかけ、共同行動を全国各地でおこそうと取り組んでいます。1/8埼玉、1/14北海道に引き続き、1/16は東海でも取り組みました。
名古屋市・愛知県に介護関係団体共同で申し入れ
愛知県・名古屋市でも介護労働者をはじめとした福祉の人材不足は深刻です。福祉で働く人がいなくなれば、事業所は閉所に追い込まれ、これから更にふえる介護を支える人がいなくなってしまいます。介護関係の学校が定員割れしているということは今後の専門的人材が少なくなっていくということで、かなり危機的状況です。
介護に関係する団体に呼びかけ、6団体で、愛知県・名古屋市に申し入れをしました。
福祉保育労中央から、清水書記長も参加してくれました。
申入書
朝夕の宣伝行動も元気よく!
福保労東海地本では、この申し入れの早朝は市役所・県庁前で、夕方は金山で「人材確保のための処遇改善を早急に!」と宣伝行動を行いました。早朝11人、夕刻は25人の参加ででした。