私は保育園で働く栄養士
私は、保育園の栄養士として、働き初めて16年ですが、日々、子どもたちと接していて常に新しい発見があり、感動を子どもたちからもらっってます。
この間、保育園の親や子どもを取り巻く情勢も変化するなか、働く親を支え、子どもたちの健やかな発達を保障するために、保育園では、夜10時までの夜間保育・一時保育・子育て支援センター・休日保育が行われています。
もちろん、給食もそれにともなって、行う業務も食数も拡大してきています。
現在、定員100名のところ、125名で、それに、一時保育の10名の加算で、135人分の給食と夜間の食事平均20人、休日保育が10名という現状です。
献立づくりも昼と夕と休日とあり、月末になってくると、献立づくりから発注・園たよりなどの事務作業でアップアップ状態に陥ります。
どうしても、給食の調理作業をまわすだけで、日々終わりがちになってしまっている自分がいて、もっと子どもたちに接して、子どもたちが、楽しく食べることに関わっていきたいと思いました。
今年度は、パートさんの時間を延長してもらい、午前中は離乳食の様子を見にいく時間を確保し、必要なところで、保育室に行けるように保障してもらってます。
今年度は、子どもたちに、日々食べている給食の食材にもっと親しむと共に、つくっている私達給食担当者がつながることで、さらに、食べることがわくわくすることになればと、保育者のアドバイスももらいながら取り組んできてます。
毎朝、その日の給食の食材をかごに入れて、カウンターに置いておくと、子どもたちが、「きょうのきゅうしょくなに?」と聞いてくるので、すかさず、かごの中の食材で説明してます。
秋刀魚おいしいいね!
今月やっていることは、秋刀魚を1尾なりを子どもたちに見せたり触らせて、包丁でさばいくところも見てもらって、おろしたての秋刀魚をその場でホットプレートで焼いて見せて、お好みで、大根おろしやすだちで食べるということです。
子どもたちは、秋刀魚をさばく時に出てくる血やどろどろの内臓にびっくり!三枚におろして、焼いているを見て「いつものきゅうしょくの秋刀魚だ」って言ってたりしてました。
普段魚が苦手な子もよく食べてましたね。
大根おろしがからいからいといいながらも、どんどんかけて食べてました。2Fクラスは、2才から5才の異年齢クラスのおへやが4つあり、順番に週にひとへやのペースでまわってます。
そんなこんなの取り組みのおかげか、「きょうのおやつはだれがつくったの?」と給食室までこどもたちが聞きにきたり、「きょうのきゅうしょくはだれがつくったの?」って保育者に聞いているそうです。
用事があって、おへやに行った時、どんぐりのいっぱい入ったのを突然子どもにもらったり、最近は、よく子どもの方から私の寄ってきてくれてます。
忙しい日々だけど、子どもたちから、元気をたくさんもらって幸せを感じている毎日です。