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【07.09.19】名古屋市08予算要求障害分野の交渉

国に向けて

 障害者自立支援法施行以降の作業所の実態を訴えました。
給食は「処遇」であるのに、経費削減のため法人内の他施設で昼食を一括してお弁当を作り配達することになったら、ご飯とお味噌汁しか食べられなくなった利用者さんの話し。障害者と親一人のような家庭では生活もつつましく、栄養の取れる食事は作業所での給食くらいなのに、実費負担はひどいという訴え。
常勤換算方式のうえに報酬単価の低さから、低賃金でしか募集できず人が来ない。よって正規職員はヘトヘトです。また来てくれても経験や福祉労働の基礎知識のない人も多く、質を保つために大変。
日払い方式になり、欠席の連絡が入れば「これで今日はマイナス1」そんな風に考えてしまう、それがいやだ!いいのかこれで!という訴え。
実態告発のような訴えはきりがないほど発言がありました。
「常勤換算」について課長から、「常勤・非常勤問わず人員を充実させて・・・」というような回答があったことに対しては、改めて「それでは駄目だ!」という訴えもしました。今までは利用者さんとのコミュニケーションが一番大切な仕事だったのに、稼がないかんという感覚=『労働の変質』が起きていることが実に深刻なのだ、という訴えもありました。
また、障害協で調査したアンケートの結果も報告し、利用者の負担は上がり、事業所の収入は下がり、労働者の給与は削減されている実態を数字で訴えました。課長からは、抜本的には日割りの問題、これをさらに強く厚労省に向けて意見していきたいと答弁がありました。

名古屋市への要求

 児・者からの実態がたくさん出されました。
障害児をかかえる母親が緊急入院をしなければならなくなり、その子を預けたいがショートステイ枠が足りず、「食事が10分で済ませられるか?」(それなら受け入れる)という言葉で対応された例や、やむなく入所させたショートステイでは寝かせっぱなしにしているしかない実態で、戻ってきたら笑顔が消えていた等々・・・。ショートステイの場も中味も増やしてほしいという要求は切実です。
また、ヘルパー利用の上限時間が設定されたため、利用者は使いたくても使えないし、事業所は経営がなりゆかず閉所するところが多い、またヘルパーさんのなり手がいなく、頼んでも来てもらえない「負の連鎖」が起きていることもあり、名古屋市独自ででも何とかしてほしいと訴えました。
昼の通園では時間が短く働けないから、夜中に働いてそのまま送ってくる母親の実態を話し「障害を持つお母さんこそレスパイトが必要。保育で一時保育というのが実施されたように、一時保育や預かりをしてくれる支援を」という発言もありました。
また、夏休みの中高生の障害児のデイは一杯で行き場がなく、めいほく作業所ができる範囲で受け入れたことも。市は今回、夏休み中の学童のヘルパー利用を12時間加算したそうですが、施設も制度の中味も圧倒的に足りない実態が次々と挙げられました。

まとめ

 最後に書記長のまとめより、これらの問題は施設だけの問題、または国だけの問題だけではなく、名古屋市が「利用できないこと」をどうとらえ、どうするかの手立てをしていかないのは放置しているとしか思えない、と厳しく追及し、それに対して課長は、激励と受け止め、子ども育成課と協力して実態調査をし、把握して要求していく、名古屋市としてできることを一歩でも二歩でもしていくと述べました。

*クオリティライフ21は、計画2010では平成22年度整備の予定。今、ピッチを上げて取り組んでいる。民説民営、だから公募するとのことでした。

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