「だから大切『労働組合』 労働組合があるとないとじゃ大違い」
いま、労働者は大変です。
非正規、派遣などの不安定雇用の急増で、「ワーキング・プア」が社会問題になりました。
かつて派遣労働は禁止だったのですが、規制緩和で解除されてしまいました。
正社員、正規職員も大変です。
「派遣に切り替える」「正社員は一割でよい」と言われる不安から、
過重な仕事とストレスに押しつぶされています。
愛労連の「労働相談110番」は、
使い捨てにされる労働者や、無権利状態の労働者が増えていて、鳴り止むことはありません。
親が人間らしい生活ができていないと、心の欠落した子どもが育つことになります。
特に福祉、保育労働者の労働条件が非人間的な職場でいいはずがありません。
労働者は一人で立ち向かっても、なかなか勝てませんが、
団結した労働者は資本家と対等の立場に立てます。
労働組合には大きな力があります。
いまの労働条件や権利は、たたかいで勝ち取ってきました。
労働者が大きく団結すれば、政治も変えられます。
ぜひ素敵な労働組合をつくりましょう。
労働組合は働くものの「命綱」です。
労働者自身も成長できるはずです。労働組合で仲間をつくりましょう。
労働組合は、労働者の要求を、団結して実現していくための自主的な組織です。
みんなで学習、みんなで討論して、仲間とともに成長しましょう。
社会を変えるために共同の輪を広げましょう。
労働組合組織は「生きもの」です。みんなで支え、育てていきましょう。
参加者の感想より・・・
本当にわかりやすく、組合のあることの意義が大切だとわかりました。私たち自身も、労働組合法や労働基準法など、中身を勉強して知っておく必要があると思いました。知っていないと何の武器にもなりません。(武器なんてこわい言葉ですが…)
私たちの職場は、組合活動が盛んなのでまだ恵まれています。組合のない職場は自分達の権利が守られず、苦しんでいる人もいるのですね。
今日の話は安倍首相や、自民党、民主党の皆さんに是非聞いてほしいと思いました。有難うございました。