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【06.09.27】臨職パート部会総会の報告

9月27日(水)に約30人の参加で行われました。仲野書記長の記念講演の後、運動のまとめと方針を確認しました。分会交流では各分会の状況を出しあい交流しました。

仲間を広げよう“ひとりの一歩より100人の一歩”を

仲野書記長の講演は大変好評で、明日からの活動の確信にもなりました。要約を紹介します。

『今福祉・保育の現場では制度破壊によりコスト(補助金)削減・「商品化」の推進が進み、専門性が否定されている実態になってきている。福祉職場(特に高齢・障害の職場)の職員の給与が年間200万円、まさにワーキングプアであることや、コスト削減の一環で職場に能力給・人事考課など差別分断が持ち込まれようとしている危機的状況。

しかし、“潮目は変わった!”パート労働法の「改正」法案や最賃「改正」法案が07通常国会に提出予定。2年連続の最賃引き上げ等々・・・。

福祉・保育労働は人と人とのコミュニケーションによって成り立つ労働で、専門性を高めるためには民主的な職員集団の形成と実践の積み重ねが必要。命を預かる仕事だという責任も問われている。だから職場に働く全ての労働者が、自覚を持って働き続けられる労働条件の保障をされなければ専門性は保てない。臨職・パートでも同じ職員・労働者。均等待遇=「同一労働(価値)同一賃金」の原則をめざすことは、福祉労働の「専門性否定」への対抗をし、「安上がりな福祉」の阻止につながること。

自分自身の要求でみんなの力を束ね、時間がかかっても「要求は握って離さない」。労働条件の底上げは利用者のためでもあり、「継続雇用」は利用者・保護者にとっても労働組合にとっても重要なことである。』

そして最後に魯迅の「故郷」を引用されました。「希望と言うものはもともと、いわゆる有ともいえないし、いわゆる無ともいえないものだと。それはちょうど地上の路のようなものだ、実際は地上にはもともと、路というものはなかったのを、歩く人が多くなって、そこが路になったのである。」

“ひとりの一歩より100人の一歩”
まずは一歩を踏み出すこと―臨職パートの要求実現に向け、仲間を広げていこう!

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