地本の取り組み

7月23日(木・祝)夏季組合学校を開催しました!

★私たちの仕事は社会とつながっている!    話した!気づいた!組合学校

  

毎年、福保労東海ブロック(東海地本・静岡地本)として一泊二日で取り組んでいる組合学校を、7/23(木・祝)の午前中の取り組みで行いました。

「私たちの仕事は社会とつながっている?!ホント?! 組合の仲間で話してみよう」をテーマに、「労働組合として社会とつながる福祉労働をどう考えるか」みんなで考えあいました。

このコロナ禍の中はありますが、会場を広くとること、zoomでの参加の保障など、最大限の配慮をしながら呼びかけ、現地30人、zoom12人の参加がありました!

保育分野からのぎく保育園分会の越須賀さんが「子どもの姿から、背景をみることを知って…」と題してレポート報告。子どもの姿の問題意識から出発して、家庭の状況にアンテナを張り、どのように支えるかを園全体で考え共有してきた実践が話されました。障害分野からは、ぽけっと分会五十川さんが「相談支援事業 地域の中で。一人職種で…」と題して報告。相談支援の仕事の中で、他の関係各所とも連携しながら家庭を様々な視点から丸ごと支援し、子どもの成長だけでなく保護者の変化を感じたこと。相談支援が、困っている家庭と関係各所とを結ぶ役割であることを実感したという実践が話されました。

コメンテーターとして、長友薫輝さん(津市立三重短期大学)もzoomで参加。「いつもと違うな」という家庭の異変のサインをキャッチできるのはあなただから?みんなそうなの?突然気づくの?じわじわ気づいていくの?と、気づく力・視点をどう身に着けてきたのか、レポーター2人に質問をしながら実践を深めました。子ども、利用者の姿や家族の姿から社会背景を見る力をつけよう、そして「それを共有できる職場づくりは…?」という投げかけがありました。

 後半はレポート報告を受けてグループ討議。「新人」「実践考えたい」「分会・支部役員」「どこにもピンとこない」グループに分かれて、小さい声で盛り上がりました!zoom参加者もランダムでグループ分け。新人組合員のみなさんもたくさんいましたが、自分自身の日々の実践と重ね合わせながら話ができたようです!

参加者からの感想…
いろいろ生の声を聞けて充実してました!人は密じゃないと生きられないのに、密を禁止されなきゃいけないこの状況、大変ですね~💦知恵と工夫でがんばっていこう~!!(Aさん)

まずレポート報告を聞いて、子どもたちの園での様子や保育者に話すことは、家庭でのその子どもの様子を大きく反映しているのだと改めて感じました。また、子どもたちの姿から見える背景に社会の一部としてどうやって関わっていけるかを考えていかなければならないと感じました。グループ討議では、子どもたちや保護者について気になる点や、今職場で困っていること、そこにある背景を深く話し合うことができ、自分の中にはなかったいろいろな視点や感じ方を知ることができました。(Bさん)

やはりちょっとしたことでも仲間となにげない話をしたり、話をできる場所があること、仕事への活力はここにあったんだな~と改めて自分自身感じました。(Cさん)

やっぱり「集まって話す」ことで「気づく」ことがたくさん。これこそ私たちの要求であり、組合活動の原点だなとみんなが実感した組合学校でした。とはいえ、集まりにくい状況はまだまだ続きます。直接会って話すことが難しくても、最大限思いを出し合える「場」をオンラインも活用して作れるか、知恵を出し合います!

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