13春闘方針の確立
13春闘は、自民党政権が復活し、社会保障を「自立・自助」「共助」に押し込める「社会保障制度改革推進法」の実施される情勢下での闘いとなります。
私たちは、
「『憲法』を守り、人権としての社会保障・社会福祉の徹底を!」
「安定した良質な雇用と誰もが安心して生活できる賃金を!」
をスローガンに掲げ、
「一人ひとりが主人公、「みんなの一歩」で踏みだそう」
を合い言葉に、国民要求として闘います。
13春闘統一要求
東海地本の確立した統一要求は、
1、人間らしく生活するために、時給換算で1290円以上の賃金にすること。
2、主たる業務にかかわる仕事は時間内保障あるいは賃金保障し、法令遵守すること。
3、施設の運営に関わる取り組みは福祉保育に必要な専門性としてとらえ、あり方について労働組合と協議していくこと。
4、正規・非正規、職種の違いによる賃金・労働条件の格差を是正すること。
5、メンタルシック、頸肩腕障害・腰痛などの予防と早期対応のため、安全衛生委員会の設置や産業医による相談・カウンセリングの実施など、職場の責任で職員の心身の健康対策をおこなうこと。
6、現場実態に合わせ必要な人員を確保すること。継続性のある仕事は雇用期間に定めのない正規職員とすること。
7、希望する非正規職員(いわゆる1年正職も含む)の継続雇用に努めること。
8、すべての福祉労働の地位向上・専門性確保のため、国・自治体に向け共に運動に取り組むこと。
の8項目です。
発言に学び、交流
支部・分会、種別からの発言ではそれぞれの取り組みが語られ、参加者から「参考になることが沢山あった」という感想が出ました。
とりわけ、中々村東支部の、未組織施設に対する「文通作戦」は心温まる報告でした。
「自分たちも訪問をためらっているうちに一年過ぎちゃった…なんてことがないように、お手紙でお誘いしてみようと思いました。」とか、「うちの支部でもやってみようと参考になりました」等と反響が沢山ありました。
ゆたか支部の、「一度出した要求は、一度で勝ち取れなくても諦めず、整理し直しずっと出し続ける。団交も年に9回。ずっと継続して行う。」という発言には「粘り強い闘いというのはそういうことかとわかっった。」「励まされました。」「そうか、諦める必要はないんだ。」といった感想が寄せられました。
また、「ここへ来たからこそ、他支部の状況や、共保の現状などもわかり、参加して良かったと思いました。」という感想もありました。
労働組合は、「要求」で出発。団結。です。
みんなの活動を知ると知恵と力が得られます。
その思いを歌に込め、最後は、全員で「うたごえ」です。
福保労の伝統です。
共済も!
新しく共済に加入した分会に表彰もありました。
共済は労働組合の要求活動の1つです。
仲間で支え合うしくみです。