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【11.09.09】 「保育への企業参入を許すな!」

「保育への企業参入を考える市民フォーラム」

 
「名古屋市が日本一の待機児童解消のために、民間保育園への企業参入を考えている」このことを知った親、保育関係者が立ち上がりました。
名古屋市は平成23年1月から「保育施策検討会議」を立ち上げ、保育への企業参入の方法を模索してきました。市民の意見に耳を傾けず、自らの責任を果たさずに、安易な企業参入によって待機解消を図ろうという名古屋市に対して、さまざまな運動が展開されました。
「一言メッセージ」という親たちの願いを込めたものは、一か月もたたない間に二千数百通集まりました。そして企業参入に反対する請願署名のとりくみも始まりました。

そういった動きの中で開かれたのがこの「保育への企業参入を考える市民フォーラム」でした。
9月7日 名古屋市女性会館ホールには、親や保育関係者だけでなく「関心があったので参加しました」という市民も合わせ190人以上の人々が駆けつけました。

保育園の園長、元営利主体の保育園保育士、税理士や市議会議員など、壇上に上がった6人からは、「公立・民間の保育園で出来ることはまだまだある」「利益を上げること目的とする保育では子どもの権利が守られない。そんな保育園を名古屋に作ってほしくない」「企業の視点になったら、保育は福祉ではなくなる」「株主配当はさせないといっても、現実企業はあの手この手を使って現実にやっている。子どものために使うべき公金が配当に使われてしまう」「名古屋市が今まで待機児童対策を怠ってきた結果が今の状況。名古屋市の責任は重い」などリレー形式で話が広がり、改めて保育への企業参入の問題点と名古屋市の行政責任が明らかになりました。

フォーラムの最後に集会アピールを採択し
今後の行動提起がされました
今は企業参入に反対する署名を一筆でも多く集め、広く市民に知らせていくことが確認されました

アピール→こちら

署名→こちら

今、市議会議員の中にも企業参入に反対し、市に対して複数の政党の議員が連名で意見書を上げたり、政策提言もしています。多くの人々が子ども達のために「名古屋の保育の質を守る」「保育に企業はなじまない」という思いを一致させ運動をしてきています。
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