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【10.02.08】福祉・保育労働者のつぶやき… レポート2

悩みながらも、仲間に支えられたから、がんばれる

 障がいを持つ、就学前の子ども達と関わる仕事を始めて2年目になりました。1年目とは違い、色々な役割がめまぐるしく回ってきて、毎日奮闘しています。さらに今、まとめの行事まっただ中です…。毎日毎日、夜遅くまでどのクラスも、子どものことやクラス保育のこと、教材などを作ったりしています。
 
 子どもたちの楽しいこと、この1年間でつけてきた力や成長を表現したり、確かめ合うこと、やらせたい、みせたい姿、発達的な課題、障がいからくる弱さなど、あらゆることが絡みながら、まとめの行事に向っていく難しさを感じています。
子どもたちにとって1番は、楽しいこと!!しかし、保育者にとってはそれだけではなく、ねらいや目的を持つことはとても大切で、その中で、発達的な課題に加え、障がいからくる課題を含めるので、本当にでこぼこと発達のばらつきがあるため、とても悩み、捉えることの難しさを感じ、保育リーダーとはいえ、初めてのことばかりで全く分からず、本当にクラスの職員に支えられています。また、イメージ作りや「自分自身がもっとあそびに入り込まないと」と思ってはいますが、クラスをまとめたりすることで精いっぱいで自分自身余裕のなさ、もっとあそび心を出せたらいいなと思っています。落ち込むこともありますが、いろいろとアドバイスをいただいたり、こういう視点で考えたらいいのかとか勉強になり、悩んだり考えたり今は苦しいけど、これが力に変わると信じて頑張っていこうと思います。

保育・療育に必要な「あそび心」は生活の余裕から

 仕事が、毎日のように夜遅くまでになれば、誰でも身体的にも精神的にも余裕がなくなりますよね。
 保育者の「あそび心」は、自分自身が「ワクワク」「ドキドキ」するような経験をいっぱいしないとしぼんじゃいすよね。そのためにも、休日や夜の時間は「自分自身のため」に使いたいですね。映画を見たり、のんびり本を読んだり、友達と遊びに行ったり…そんな当たり前の「健康で文化的な生活」が保障されないとね。休日はもう疲れをとるために寝てるだけ…。そんな労働条件では長く働けず、結果として「質の高い保育・療育」は継承されません。いい実践は、豊かな人生があってこそ!
 もう一度、自分の労働条件を見直してみましょう。休憩はきちんとありますか?週休や有休、生休がちゃんと取れていますか?残業代は実働に見合った分もらってますか?どれも、法律で保障された労働者の権利です。これから春闘に入っていきます。長く働くことが、結果としていい実践につながることを確信に、しっかり要求を出していきましょう!

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