11・11中央行動に全国から100人の参加
11月11日(水)「いい介護の日」に合わせ、充分な福祉人材確保を訴えるために、霞ヶ関の厚生労働省で交渉と座り込みをしてきました。
朝からのあいにくの雨でしたが、かっぱを羽織り、傘をさしながら厚労省に向かってリレートークをしたり、元気にシュプレヒコールをあげてきました。
午後からは、衆議院・参議院の両議員に対して、要請行動。2~3人でチームを組んで、一組10人以上の議員をたずねて回りました。
各議員と直接話すことは少ないものの、「保育所の最低基準を切り崩さないでほしい」など私たちの要望に対して、真摯に「私も重大な問題だと思う。守りたい。」と受け止めてくれる方もみえました。
こうやって話して回ると、いかに多くの議員が福祉人材確保や最低基準など現場実態を知らないのかが明らかになります。
この先もしっかり私たち現場の声を届けていきましょう!
そして、並行して行われた障害・保育分野での交渉。
こちらも担当官がいかに現場実態を理解していないのかがハッキリした交渉となりました。
「(保育所の)人的配置・面積基準は健全な育ちを保障するために必要な、コア(核)となる大切な基準である」と言ったその口で「待機児解消のために、面積基準は低くしないといけない」なんてことを平然と話しています。
机上で、数字だけを見て、子どもの笑顔に触れずに政策・方針を決定している人々に、切実な現場実態を伝えてきました。
そして、さいごのまとめの集会に、新党日本代表の田中議員が駆けつけてくださいました。
非常に分かりやすい、国民の視点にあった改革の話しをされ、会場から大きな拍手を受けていました。