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【09.03.25】いま、伝えたい福祉の魅力 私のレポート9

調理室には毎日子どもが顔をだします

 私は、0歳(産休明け)から2歳児までの保育園で、調理員をしています。
子どもたちは食べることが大好き!この人(給食担当者)は、大好きな給食やおやつを作ってくれる(持ってきてくれる)人…とまずは認識されていくようです。
 私たちも毎日保育室へ顔を出しますが、子どもたちも調理室へやってきます。
朝、0歳児クラスからはその日の出欠を書いたメモを子どもたちが持ってきます。「ごくろうさま」と受け取ると、ちょっぴり誇らしげ。“ひと仕事やり終えた”笑顔です。

今日は「おさかなのサイコーやき」

 2歳児は毎日さんぽから帰ってくると「きょうのごはんはなんですか?」と聞きにきます。12人が入れ替わり立ち代りやってきて順番に聞いて行くんです。献立名ではよくわからなくて、「今日はお肉でーす」とか省略するときもあるけど、一人ひとり答えてもらう事がうれしいのです。さて、今日は「魚の西京焼き」です。みんなが次々聞きに来ました。調理室の外で待っていた保育者が「今日のごはん何だった?」とたずねると「おさかなのサイコーやきだって」という声が…。思わず笑ってしまったけど、何だか特別においしそうでしょ?
こんなやりとりを毎日楽しみながら仕事をしていますが、これも自園調理と、園の職員としての給食担当者がいるからこそできる仕事だなあと実感しています。

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