元気の出る大会
今大会は出席代議員107人、役員31人、そしてオブザーバーが20人という大変参加者の多いなか、委員長挨拶を皮切りに、素晴らしい来賓挨拶やメッセージ等で励まされてスタートしました。
そして書記長から昨年の活動のまとめと08年度方針の提案があった後、役員からの08秋闘方針、予算や規約改正等その他議案の提案を受けました。
午後からは、代議員からの活発な討議が行われました。
“仲間がいるってうれしいね”の発言の数々
今年は全部で15本と例年より若干少なめでしたが、分会や種別・専門部からそれぞれの地本方針に基づく活動の報告が活発に話されました。また、お日さま問題や平和の取り組みの報告もありました。どの発言も参加者の胸に響く発言でした。
一部紹介します…
過去、労働者と経営の癒着によって混乱をきたしたゆたかで働く仲間たちからは、現在ある4つの組合のうち、福保労の加盟する3つの組合で統一して行動を起こしていることを報告してくれました。一緒に団交していく中で成果をあげることもできたそうです。
三重のぐみ木ほいくえん分会からは、できて一年目の分会だけど、みんなが働き続けられる職場をめざし、忙しい中でも頑張って、職場や鈴鹿市に要求書提出に取り組んだ報告がありました。また、昨年末三重の仲間が大量脱退した中、唯一福保労に残ったことについて、未だ何もしていないのに脱退するのでなく、三重の福祉保育の運動という視点からも福保労でやってみたい、という分会長の率直な思いも話されました。
今年新園開設により、新しく結成したけやきの木分会からは、みんなの思いが出し合えるように、しんどいけれど月1回ではなく2回の分会開催を決めたこと、分会でみんなの意見をひろって解決できる分会にしていきたいことなどが語られました。
その他、理事会から切り下げ提案のあった非正規職員の賃金労働条件を守ることを、みんなで意思一致させた新端福祉会分会、休みももらえず残業ばかりの厳しい職場を、分会の仲間みんなで学習しながら見直していきたいといった名東分会、職場存続の危機の中頑張っている名市大分会、職保部会、共保部会…、職場闘争を頑張ったみなと福祉会分会…、どれもみな、「仲間とともに頑張っている、仲間がいるから頑張れる」といったものでした。
最後はやっぱり「団結ガンバロー!」
発言のまとめでも、色々な人とのつながりの中で運動を作っていることを確認し、人材確保の実効性を求め、これから福祉職場をもっと働きがいのあるものにし、働き続きられる職場にするためにこの力で頑張っていこう、広げていこう!それができるのが福祉保育労だ!と結ばれました。
「組合で何かしたいとき、力を出せるだろうか?改めて私たちが問われている。みんなのちからが無いと、みんなを支えることができない、みんなの力を出していきましょう!」