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【07.08.27】名古屋市保育課交渉行う

8/23(木)認可保育所交渉

   認可保育所交渉では、民間保育所にとって一番大切な公私間格差是正制度を堅持してほしいという要求については「一定の役割りを果たしてきたことは評価している」という回答に加え、課長から“名古屋市保育施策のあり方指針(案)”で、「『公私間格差是正制度については、透明性を高めるとともに、一律単価でなく特別保育や保育の質の向上への取り組みについて考慮する』としてあえて“見直し”という表現は使わなかったことを皆さんに判断してほしい。」という答弁がありました。これについては参加者を代表して書記長から、「公私間格差是正制度は、児童数に応じて配置基準による格付け職員数が決まり、補助金となっている。そこを変えると格付け制度自体が変質してしまうという不安がある。格付け制度の堅持は是非とも頑張ってほしい。」と要望しました。
 また公立保育所の民間委託反対についてけやきの木分会が発言し、絶対やめてほしいことを伝えましたが、保育課長は「企業参入は認めない」としながらも、「無くすべきとは思っていないが、人員削減を言われている状況もあり、特別保育等充実させていくためにも公立保育園を一部削ることはやむをえない…。」と苦しいながらもはっきりと民間委託を打ち出した答弁をしました。
 どこの分会からも、アレルギー給食や障害児・日祝・一時保育の大変厳しい実態や一年正職の問題と、だから予算を増やしてほしいという要求は、資料に基づいて多数発言されました。

8/24(金)無認可保育所交渉

   無認可交渉では、保育課長自身が以前無認可担当で事情に詳しいこともあり、かなり細かい部分での話しのやり取りも活発に行えました。
 しかし交渉は厳しく、保育課長は「基本的に名古屋市の政策は、認可化ということと、様々な施策は認可園で充実させていくという方針であることは変わらない」ことを強調し、「国が作った家庭保育室制度を名古屋でも充実させてやれないか、皆さんの意見がほしい。」と「何か予算の取りやすいところで(今なら待機児童対策)できる方策を探りたい。」と発言されました。これに対しては「途中入所の子の行き先がなくなってしまう。」という意見が出されました。
 共保の分会員からは、「今認可園で行っている様々な特別保育を、何もない厳しい中先駆的にやってきたのが共保である」として、待機児童数に含まれない名古屋の同じ子どもたち(=共保の子)の為に共保にも補助金を出すべきだと強く訴える発言が相次ぎました。今年から一時保育事業を始めた認可園分会からも「安全を守るだけでも大変な一時保育を、ずっと担ってきた共保の役割りを本当に評価し、認可化への財源つくりを言うなら、少しでも補助金をつけるべきだ。」と発言がありました。

保育の専門職としてこれからも声を上げていこう!!

   認可も無認可も、来年度予算について大きな前進はありませんでしたが、多くの参加者で実態を訴えたことは決して無駄にはならないと思える交渉でした。黙っていれば制度や補助金は削られる一方の情勢である今、少しでも公的保育制度を守り、子どもたちの保育を守っていくために、私たちは諦めずに引き続き声を上げ続けましょう。保育課に対し、「苦しいことは理解するが、それでも子どもたちの保育を守るために、必要な財源は頑張ってとってきて頂きたい!努力していただきたい!」と激励し続けていきましょう。保育課に頑張ってもらうためにも、私たちは、“名古屋市保育施策のあり方指針(案)”に対するパブリックコメントを全分会員で送りましょう!

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